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Let's enjoy N1 Race!!


by nonakas
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2007年始動

2007年始動_a0000366_343106.jpg2007年2月7日、エンジンオーバーホール作業を終え、ようやく初走行となります。写真は富士スピードウェイのピット裏。今年からこの富士スピードウェイでF1が開催されるため、現在ピット裏ではチームハウスを6棟建設中。更に2階建てのピットビルは3階建てに増設中?大掛かりな建設作業によって立ち入り禁止となっているので野外で走行準備となります。電源もエアもなく、冷たい風に晒されながら一人で作業。そもそもインテグラのワンメークレースはビッグレースと併催される事が多いため、設備が充実しているピットはGTマシンやフォーミュラーニッポンが使用し、インテグラは野外に追いやられるのが通常。ですから、これが普通なんだと意識を変えなければなりません。これまでツインリンクもてぎを走行する事が多く、ピットにはエア・電源・コースモニター・洗面台、それに何でも捨てられる大きなゴミ箱があって恵まれた環境を経験していたのですが、これからはそうも行かないようです。まずは、野外で作業する事に慣れる。そして、インフラの無い所でもマシンのメンテ作業ができるような装備を整える必要があります。こんな所でも今年はレースに対する意識を変えさせられているかも知れません。ただ一つ悩みがありまして・・・それは一人でできる範囲を超えはじめた事。練習走行レベルでも、すでにレーシングガレージ並みの装備と体勢が必要とされているのです。スペアのスリックタイヤを持参し更にレインタイヤを4本持参。そのほか発電機やコンプレッサー、場合によっては窒素ボンベも数本用意しなければなりません。その荷物の量は積載車1台では足りません。もちろんレース車両の中は工具や備品が満載状態。現在知恵を絞って荷物をコンパクトにまとめようとタイヤラックを製作中で、なんとか練習走行は積載車1台でやって行きたいと考えています。これも自分が出来る範囲でJAF戦に参戦するための努力です。
ところで、話が変わりますが上の写真に映っているマシンのホイールについて。これはRAYSの新モデルRE30というホイールです。RAYSは今年からF1のウイリアムズにホイールを供給する事となり、そのテクノロジーが注がれた新型ホイールです。特注カラーリングで白く塗装されたRE30は未だ世の中にそうそう存在していません。個人的にはRAYSのTE37の方がカッコイイかなと思いましたが、新しいモノ好きとしてノリで購入してみました。

2007年始動_a0000366_344720.jpgこの写真はボンネットの中。オーバーホールした際、ついでに(というか付き合いで)エンジンのヘッドカバーをカラーリングしてみました。ボディーと同じカラーリングにしてみたのですが、なんだかエンジンぽく無いので気持ち悪いような・・・というのが私の感想。ただ、こうやってボンネットフードを開けて放置しておくと、見物人が「観られるマシンというのは、こんなところまで気を遣うというのもなのか~」と関心するようで、改めてレーシングカーは奇麗にしておくべきであると思いました。

2007年始動_a0000366_3454019.jpg最後に走行中の写真です。これは車載ビデオから富士スピードウェイのストレートを走行している時の映像をキャプチャしてみました。この時点で230km/h近いスピードが出ています。トップスピードはN1(ノーマルエンジン)のインテグラで240Km/h近く。この先は鋭角なコーナーがあるのですが、そのコーナー手前100mまでアクセルを踏み続けるのです。もはや我慢大会って感じ。ここでブレーキが効かなかったらと思うと恐ろしいですが、走行中はそんな事考えません。ちなみにそんな強烈なブレーキングを30分繰り返しても、制動力の低下はそれほど感じません。ブレーキキャリパーはワンメーク車両にしか提供されないブレンボの強化品と、IDI製のブレーキパットを使用していますが、この季節だと30分連続走行程度ではブレーキに不安を感させないですね。ツインリンクもてぎを走行する方がブレーキに負担がかかる様です。まぁこんな感じで2007年の初走行を無事に終えたわけですが、いろいろと課題と反省点が出てきました。限られた予算で効率良く結果を出すためには机上でもレースをシミュレーションする必要があるのです。頭を使わないとマシンを速く走らせられないのです。今年は、頭使って金使わず・・・
# by nonakas | 2007-02-07 00:00 | N1 DC5 History

Overhaul

Overhaul_a0000366_021394.jpg今年はエンジンのオーバーホールがレースライフの年明けとなります。さて、このエンジンオーバーホール作業ですが、これはレースを安全かつ完走させるために必要な作業なのです。もちろんレースに勝つための作業でもあります。マシン操作や不可抗力による、車両トラブルやエンジンブローは致し方ないとしても、メンテナンス不足によるトラブルは最悪です。例えばエンジンが壊れてしまうと、エンジン以外にもダメージが生じ多大なコストが発生してしまいます。それだけでは無く、レーシングスピードでエンジンブローとなれば、マシンコントロールが不可能な状態となりクラッシュする危険性や、コース上にエンジンオイルをばら撒き他のレース車両を危険に晒す事になりますので、しっかりしたメンテナンスが必要なのです。ですから、レースに参戦する者は、この程度のメンテナンスは当然です。レースの大小に関わらず、そういう意識を持つ者がレースに参戦するべきであると私は考えています。

このオーバーホールは消耗品の交換とエンジン洗浄程度のもので大きな変更はありません。JAF戦の車両規定とインテグラワンメークレースの車両規定により、エンジンの排気量変更や各種部品の大幅な研磨や変更が禁止されているのです。ですのでほんのわずかなチューニングといった作業内容となりますが作業自体は写真の通りは大掛かりなものです。メカニックいわくエンジンをオーバーホールする上で、メンバごとごっそり下ろしてしまった方が楽なそうです。エンジンを下ろした車両はこんな状態に。エンジンを下ろした車体は魂が抜けた状態というか、なんか寂しいものを感じますが、これからリフレッシュされたエンジンが搭載されるかと思うとワクワクしてきます。こういう状態を見ると、どーしてもボンネットの中に頭を入れたくなるのは人間の性というか、気持ちが少年のようになるのか・・・スケベ根性なのか・・・(^^ゞ
Overhaul_a0000366_0215724.jpg入れてしまいました(^^ゞ。こんな風になっているのかぁ~と、とりあえず記念撮影をしてみる事に。このアングルから何が見える訳ではないのですが、自分のマシンの隅々まで関心を持つ事は速く走る事に必要な事かと・・・。

そして、下の写真が下ろしたエンジンです。今回はヘッド(シリンダーよりも上の部分)のみのオーバーホールを処置しています。この車は4気筒エンジンですのでシリンダー(穴)が4個見えるかと。このシリンダーの中で毎秒百数十メートルという超高速でピストンが上下運動を繰り返す事でマシンとドライバーをレーシングスピードへと導いてくれるのです。これまで別の車でエンジンを2度ブローさせた経験がありますが、このエンジンを見ながら「壊れないでくれよ」と強く思いました。
Overhaul_a0000366_0221772.jpgさてさて、今年はレースに対する意識に変化が生じているかも知れません。というのも、私が参戦している「エキサイティングカップ ワンメイクレース ~インテグラシリーズ」が開催されるのは今年が最終年度となります。2008年度はCIVICによるワンメークレースが決定しているのです。
このワンメークレースは国内最高峰とも言われるレベル(国産車両によるレースにて速度・参戦費用が最高峰だからそう言われている?)であり、そんなレースに、サラリーマンである私が自費で参戦できるのも、これが最後かもしれないという気持ちでもあるからです。今年の東日本シリーズ8戦中、仕事の都合と予算の関係で何回参戦する事ができるかわかりませんが、私の出来る範囲で精一杯チャレンジしてみたいと思っています。
# by nonakas | 2007-01-28 00:00 | N1 DC5 History
インテグラ関東シリーズ 第5戦 参戦結果_a0000366_047965.jpg2006年11月5日(日) 「ホンダ エキサイティングカップ ワンメイクレース 2006 ~インテグラ関東シリーズ~第5戦」に参戦してきました。SuperGT 第9戦 富士300Km レースのサポートレースともあり、グランドスタンドには応援の旗を振る観客や多数の横断幕が掲げられいました。まさに晴れ舞台...ドライバーにとっては最高の雰囲気の中でスターティンググリッドにマシンを並べる事ができました。この雰囲気をドライバーとして味わうために日ごろ辛い仕事を頑張って続けて来た訳で・・・これは自分へのご褒美でもあるのです。奇麗な青空の下、国際サーキットで開催されるJAF公認国内レースを満喫させて頂きました。
インテグラ関東シリーズ 第5戦 参戦結果_a0000366_0455812.jpg

さてさて、レース結果ですが・・・
【レース結果】
2006年11月4日(土) Fine/Dry 予選:23台中 23位
2006年11月5日(日) Fine/Dry 決勝:23台中 16位(完走)

インテグラ関東シリーズ 第5戦 参戦結果_a0000366_0472963.jpg
FSWの走行経験が殆ど無い中、レース1週間前に初めて履いたタイヤ、サスペンションでタイムを出せるセッティングが・・・出来なかった。更に練習走行時、コカ・コーラコーナー(旧Aコーナー)脱出後に2回転スピンをし、首が鞭打ち状態。針治療をしてなんとか復活したものの、それがトラウマとなりアクセルの踏みが足りていない。そんな自分の知識・経験・気合不足により最後尾からのスタートとなってしまいました。今まで最後尾スタートなど経験がありませんでしたし、ここ最近こんな屈辱感を味わった記憶が無い・・・が、これは自分にとって良い経験でもあり、次への課題と目標を持つ事が出来た良いレースとなりました。このレースに参戦した事で、なにか自分の中で目覚めたような気がしています。

【協賛】

連休中の忙しい中、全面サポートして頂いた、レーシングガレージチューニングショップBROS様ならびにサポートスタッフには心から感謝 御礼申し上げます。また、陰ながら応援頂いた皆様にも感謝しております。
# by nonakas | 2006-11-07 02:23 | N1 DC5 History
インテグラ関東シリーズ第5戦参戦_a0000366_1412319.jpgこれから富士スピードウェイに向かいます。2006年11月4~5日に開催されるスーパーGTシリーズ第9戦 富士 のサポートレースとして、”ホンダ エキサイティングカップ ワンメイクレース 2006 ~インテグラ関東シリーズ~”が併催され、これに参戦してきます。準備はというと・・・監督・メカニック・スタッフ共に万全!車も規定範囲で整備万全!残るはドライバー次第といったところですが・・・走り慣れていない富士スピードウェイでの練習不足と根性不足により、思うようにタイムが伸びず苦戦しております(^_^;)。あとはアクセルを踏み続けるだけ!いろいろなものを背負っているため5万人の観衆の前でかっこ悪いところを見せるわけにはいきません!気持ちをレースモードに切り替えて気合入れてアクセル踏んできます。
# by nonakas | 2006-11-03 01:53 | N1 DC5 History
ハイオク満タン1万円超え_a0000366_21345244.jpg今まで車に乗っていて初めての経験だと思う。ハイオクを満タン給油し1万円で足りないっていうのは。15年ぶりのガソリン高騰とニュースで言われていますが、当時そんなに高かったかな・・・。約5年前、栃木県の小山市にあるセルフGSでハイオク98円という破格の頃もありましたが、今となっては夢のような価格。当時と比較すれば現在は1.5倍の価格ですから財布も痛いわけです。この148円/Lも、高速道路のサービスエリア価格。私が住む近辺ですと152円/Lが相場でしょうか。どの国でもガソリン価格の高騰が続くと、燃費向上グッズが売れるといいます。ですが私はそんなグッズを頼りません。自分の足首で燃費向上。じっくり我慢してゆっくりとアクセルを開ける。負圧を維持しながらゆっくりと加速。それは、人間負圧計となり、人間燃料流量計となり・・・ガス欠ぎりぎりまで走り続け、なるべく安いGSで給油する。ちなみに、私が普段使用している車のタンク容量は71Lで、残り2Lを切るまで乗る!・・・これってJOY耐の練習ではありませんが・・・セコすぎるorz
# by nonakas | 2006-08-18 22:04 | 独り言