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by nonakas
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上海渡航記 -その4

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このBLOGへのアクセスも増え、なかなか好評のようなので上海渡航記を続けることにしよう。上の写真は上海市浦東新区のジンマオ・ビルと建設中の森ビルを真下から撮影したものである(28mm広角レンズのお陰か写真撮影技術が向上したかのような錯覚に陥る)。中国経済の象徴とも言えるこの地区に踏み入れて現実を自分の目で観察しようと思った。まずパッと目に入ったのが、このビルに出入りする車である。車に興味が無くても他の地区とは別格の車両が多数行き来していた。ベンツ、BMW、レクサスなど、欧米・日本でも超高級車と呼ばれる車が沢山行きかっていたのだ。この日はビジネスディという事もあるが、黒塗りの車が通る風景が自然なものに見えてしまった。その風景こそが中国経済発展の象徴と言われるゆえんなのだろう。
a0000366_132292.jpg自分はその経済超急成長中のこの地区を上から見たくてここに来たのである。ジンマオビルは高さ420mで、88Fの展望室は340mの高さ。高層ビルを真上から見る事ができる風景は絶景である。自分がここに期待したものは、街並みから経済格差がクッキリと見えるのではないかという事。だが期待した程ではなく、都心の風景を見慣れている自分にとって違和感が無い。おそらくこの展望台が高すぎて、汚い所が見えないだけのような気がしていたが、よく目を凝らすとやはりそれは存在した。だがここから風景を見る観光客はそんな事を意識せず、普段の目にする事の無い超高層ビルから見える風景画として楽しんでいるので、暗い社会問題・経済格差などは思い起こさず”上海って素敵”なんて錯覚するだろうと確信した。

a0000366_133754.jpg気になるのは、高層マンション(アパートメント)が多い事である。これだけ広大な国土を持ちながら昔からこの国の民族は集合住宅で生活する習慣・風習があるらしく、ここ上海も集合住宅だらけである。また、駅などから遠い所は嫌うらしい。さらに自家用車などは富裕層しか手に入れる事が出来ないため、自然と都市に人口が集中する仕組みになっているのかもしれない。この写真で見える高級そうなマンション郡は一戸当たり300万元くらいするらしい。日本円で4500万円~5000万円。日本円で都心マンション価格の感覚だとお買い得であるが、ここ中国の物価や所得から考えると有り得ない価格帯のマンションがゴロゴロしているのである。そんな物件が現在売れまくっているというから驚く。ちなみにこの付近には5000万元もする超高級物件があり、世界的著名人が2名購入したとニュースでやっていた。そんな高級物件が立ち並ぶ街なのだが、なんかまとまりがない。行政一体となって景観を崩さないよう区画整備やデザインを統一するとか・・・そういう事には無関心というか、我が道を行くタイプである国民性である事は今回の渡航で十分に教えられたが、ここでも改めて認識させられた。
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今回登ったジンマオビルの53F~87Fにはグランド・ハイアット上海が入居しており、そのホテル全フロアが吹き抜けになっている。一番下はホテルのレセプションであろうか、88Fから下まで見下ろすと吸い込まれそうになり、変な快感が体を襲う。もし上海へ旅行した際には、テレビ塔に登るのもいいが、このジンマオビルの展望台もオススメ。
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by nonakas | 2007-09-18 23:49 | コラム